
あらゆる生物が
本来の姿で循環していく
豊かな世界を後世に渡すために、
自分に誇りをもち
自然とともに循環する歓びに生きる人を
増やしていきます。
愛媛県今治市朝倉にて2022年から
農薬や化学肥料をつかわない自然栽培で
米、小麦、大豆、蕎麦などを栽培しています。
自然に寄り添い、こころを込めて
安心安全な作物を作っています。
新型コロナウイルスの流行で、
外出の自粛やマスク生活、
遺伝子型ワクチンの登場など
想像もしなかったことがおこりました。
そのような世の中に違和感をおぼえ、
ウイルスに対する免疫のことや
ワクチンの安全性などについて
調べるようになりました。
そのなかで、私たちが日々口にする食べ物の質が
健康な体を維持していくうえで
非常に重要な要素であることを知りました。
しかし、いざ質の高い食品を手に入れようとしても
なかなか手に入れることはできません。
ならば自分で作りたいと考えるようになりました。
また、農家の高齢化が急速に進む中、
わたしたちの住む地域でも耕作放棄地が増えていき、
里山の風景も荒れていく一方でした。
里山が荒れていくとその地域に住む人々の気持ちも
沈んでいき、地域全体が寂れていきます。
わたしたちはそんな流れを食い止め、
地域に活気を呼び戻したいとも考え、
農業を始めることにしました。
耕作放棄地を再び開墾し作物を作るとともに、
荒れた森林や竹やぶを整備し
昔子供のころみた里山を復活するべく
日々励んでいます。
そして、農業はある意味
自然を人が壊すことによって成り立つものですが、
わたしたちは、農薬や化学肥料、
動物性堆肥を使わないことで、
なるべく畑や田んぼの環境を壊さないように心がけ、
虫や微生物の力を借りながら自然に寄り添って
作物をつくっています。
そして、その自然の恵みが我々の糧となり、
美しい里山が復活し、
そこに集う人々に笑顔があふれ、
その豊かな自然の中で子供たちが
元気に遊びまわる姿を夢見ています。
たけた自然農園
代表 武田卓大